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プロレスこそものの上手なれ。

新日本を中心としたプロレスブログ。試合の迫力や選手の自己主張等、他のスポーツと違うプロレスの面白さをお伝えしていきます

DDT プロレス 秋山準:K0-D 王座戴冠!/「巨星を継ぐもの」読み応え充分。

 秋山準 KO-D 無差別級王座初戴冠! そして、ドラマティック入団!

秋山準DDT最高峰の王座を獲得。それを手土産にDDTに正式入団。

更には、ヘッドコーチに就任が発表されました。

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何度も書いて恐縮ですが(笑)武藤敬司GHCヘビー級戴冠にノア入団。

そして、秋山もKO-D戴冠にDDT入団。

新日本・全日本プロレスの三銃士と四天王世代が大きく脚光を浴び、プロレス界を盛り上げています。

新日本プロレス一強の独走状態にNOAH・DDT連合(サイバーファイトグループ)が追随し、一気に差を縮めるのか、更には全日本やドラゴンゲートも追い上げを見せていくのか今後も楽しみです。

秋山、三冠・GHCヘビー・KO-Dの王座を獲得!

昨年を振り返ると、秋山が全日本からDDTにレンタル移籍が発表されたときは、全日本はどうなってしまうのか? 

渕や大森がいるとはいえ影響力が違うので、馬場・全日本の王道もこれで終焉だなぁと非常に残念な気持ちになりました。

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しかし、DDTに”移籍”した秋山は、水を得た魚のように大活躍を見せ、週プロに掲載されるDDTの記事には常に秋山が載り、話題を提供していました。

そして、正直、今までDDTに関してはあまり関心もありませんでしたが、秋山の活躍で興味を持つきっかけになりました。

準烈や高木とのチーム大老害の結成等(笑)硬軟織り交ぜて話題を提供。

実際に観ると、秋山以外のDDTの流れ・・・ダムネーション対決や、ノアの丸藤やCIMAの参戦等、これは面白い!と思いました。

それが高木大社長の狙いの一つでもあったことでしょう。

秋山のファイトスタイルや存在が主力選手の竹下らに好影響を与えています。

秋山準のこのフットワークの良さはどこからくるのか?

求められているところ、自分が輝ける場所にしがらみを断ち切って進める意思の強さは、秋山の書籍を読み、理解することができました。

巨星を継ぐもの ~全日本から全日本復帰まで~

この書籍は、インタヴュアーとの対話形式で、秋山が質問されていたことに、丁寧にここまで聞くの?ということまで真摯に答えています。

デビュー時のエピソードから全日本での四天王との対決。川田との対戦や、師匠・小橋建太との絆や面白い話(笑)

ノアに参加した経緯や、賛否両論あった新日本への他団体参戦。

ノア退団から、全日本復帰までが描かれています(発行は2018年3月)

特筆すべきは、パニック障害や、金銭にまつわることも話していることです。

秋山は全日本復帰後、武藤らが脱退した後は、本来はやりたくなかったが(初めてしりました)社長に就任。非常に金銭面で苦労したことを吐露しています。

給与の未払い等を経験しているし、それらが一つの経緯として、バーニングの潮崎や金丸らが全日本を退団したことも何とも思っていないと話します。

本人も移籍を繰り返しているし、いい話があるならそちらに行くのが普通。過去はすぐに忘れてしまう(笑)

自分が秋山に抱いていたイメージとはいい意味で大分違いました。

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この本を読み終えてからは、必要とされなくなった全日本プロレスに居続けるよりも、動き出すことの方が大切だというのを有言実行で示し続けています。

そして、巻末には全日本プロレスの新旧対談が収録されています。

同じ時代に大活躍した両選手ですが、年齢は割と離れているので、武藤が奔放に話して、秋山が後輩として話す感じも面白いです。

2021年は、この両選手がプロレス界を引っ張っていく、引っ張っていってほしい! プロレスLOVEとスターネスの活躍に期待しましょう。


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