ドラゴンゲート 吉野正人 引退。理想の引き際は安室奈美恵の様に・・・
スピードスターの引退、最後も土井吉で!
ドラゴンゲートの吉野正人が、団体史上初の神戸ワールド記念ホール2連戦の二日目、8月1日に21年の選手生活にピリオドを打ちました。
最速のスピードを持ち、オリジナル技のトルベジーノやライトニング・スパイラル。
そして何と言っても、どうやって掛けて、どこが痛いんだ?的な(笑)誰も真似できない(真似しない?)関節技、ソル・ナシエンテとDGの中心選手である吉野正人。
17年1月に中心性頸椎損傷、及び頸椎ヘルニアの大怪我を負い、引退を決意。
日常生活もままならない中、20年の引退を21年に延期し、引退まで駆け抜けました。
大怪我ですので、これからの人生を考えれば引退は正解でしょう。
吉野自身「やれることはすべてやったので大満足、悔いはありません」と話します。
理想の引退は安室奈美恵
それでも、41歳の引退はプロレスラーとしては、非常に速すぎる引退であり、トップ選手なら、ここから5年~10年はトップを堅持できます。
しかし、周囲やファンに、”吉野まだまだできるじゃん!”と思ってる内に引退。
現役トップスター絶頂期で引退した、安室奈美恵を理想の引退としてあげているので、
それに近い引退になった気がします。
CAN YOU CELEBRATE なスピードスターの引退。
何しろ、引退試合が、R・E・Dのトップ選手、B✖BハルクとEita!と引退していくマッチメイクではない(笑)
しかし、タッグパートナーは、くっついたり裏切られたりと(笑)ドラゴンゲートのタッグの歴史は、土井吉とも言える、無二の相棒・土井成樹。
21年間お疲れ様でした。
— Naruki Doi official 土井成樹 (@NarukiDoi) 2021年8月1日
最高の思い出をありがとうございました。#DRAGONGATE #闘龍門 #吉野正人 #土井吉 pic.twitter.com/Iucw193k8x
土井が吉野を最後迄、献身的にサポートしてくれたことにより、無事に引退試合の花道を飾れた部分は多分にあると思います。
Eita・B✖Bハルク(Imperial Uno 32分19秒)吉野正人・土井成樹
引退試合で、32分もの激闘を演じるとは・・・鉄人・小橋建太の引退試合を思い出します(39分59秒!)
正に、言葉通り、まだまだできるよ!と思わせる格好いい引退試合です。
吉野の引退後に、斎藤了が、選手兼任のゼネラルマネジャー及び大会本部長に就任と、大出世の斎了!
肩書を見るに、一人でこんなにやらなきゃいけないの!?と思いますが(笑)それだけの信頼があり、周囲の選手はフロントもサポートしていくのでしょう。
吉野正人の今後も、おそらく経営側でドラゴンゲートに関わっていくでしょうから、スピードスターが紡いできたドラゴンゲートに期待度無限大です。