三沢光晴 メモリアル 武藤敬司出場は時を超えたメモリー
5.31 三沢光晴 メモリアル in 後楽園ホール
昨年、中止となった三沢光晴メモリアルが今年は後楽園ホールで開催。
今年も大田区体育館の一定期間の使用停止により、中止になりかけましたが開催となり一安心。
三沢光晴はノアの盟主であり、象徴であり、緑の永久王者。
しかし、ノアだけでなく、全日本プロレスの大量離脱を救った象徴の選手であり、今日迄、ずっと語り継がれている四天王プロレスのトップ、中心選手です。
そして、全日本四天王と対を成した存在が、新日本プロレスの闘魂三銃士。
その闘魂三銃士のトップであり、現在のノアのトップである武藤敬司。
両選手は永遠の恋人であり合わせ鏡として、常に比較され続けてきます。
シングルマッチこそ実現しなかったものの、両者はタッグマッチで対戦し、タッグチームとして組んだこともあります。
ライバルの武藤敬司がNOAHに入団し、王者となって盛り上げている。
プロレスが生み出すファンタジーの中でも最高のメモリアル。
更に、メモリアルデーの対戦相手に三沢の弟子でもある丸藤正道が名を連ねる。
メインイベント タッグマッチ
6.6 さいアリ・GHCヘビー級王座での前哨戦でもある試合だけに非常に楽しみ試合。
武藤は、おそらくチャンスがあれば、エメラルド・フロウジョンを出してくるでしょう。
ならば、丸藤も、武藤を持ち上げるのはきついと思いますが、久々のタイガーフロウジョンの解禁や、ローリング・エルボーを一発は叩き込んでほしい。
小川良成・杉浦貴の存在感
三沢メモリアルの出場選手で、実際に三沢光晴を深く知る選手として、小川良成、杉浦貴、中島勝彦らがいます。
強さの象徴であり、半外敵軍として妥協なきファイトを続ける杉浦貴。
武藤敬司との足四の字の競演を見せ、今後のネクストを大いに期待させる"火の鳥を食べた男" の異名を持つ小川良成。
あれだけ話題になっても、特に武藤敬司について語っていないのが実に小川らし過ぎる(笑)
メモリアルをやり続けることで、三沢光晴への感謝とずっと語り続けることができる。
素晴らしいカードが並んでいるので、三沢光晴も熱闘を期待しているでしょう。