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プロレスこそものの上手なれ。

新日本を中心としたプロレスブログ。試合の迫力や選手の自己主張等、他のスポーツと違うプロレスの面白さをお伝えしていきます

新日本 辻陽太 強くなれる理由を知るために・・・無期限海外武者修行へ!

若獅子が強くなるために

ヤングライオン辻陽太上村優也が遂に海外武者修行が決定。

コロナ渦であり、感染者が東京で4000人!と増加する中、今年も厳しいのかなと思っていたところ、急転直下で7月下旬に発表となります。

 

8月1日、後楽園ホールで二人の壮行試合が行われます。

オカダカズチカ対上村優也

内藤哲也辻陽太

何と、トップ中のトップの2選手が壮行試合の相手となります。

 

特に、辻は、内藤哲也シングルマッチを実現するためにツイッターを使ったキャンペーンを行ったことがあります。

 

実現に至らずも、その行動力は内藤も評価しています。

た、だ、し、今回、壮行試合の相手をすることに関しては、否定的で、”本隊がすればいいじゃん”と発言してます。

 

辻は、内藤哲也の現在の評価を覆せることができるのか、注目です。

武者修行の場所は何処なのか?

気になるのが、両選手がどの国に海外修行に行くのか?というところ。

公式発表されておらず、本人の口からも現状では発せられていません。

 

上村優也に関しては、日頃からあまり○○に行きたいとは言っていない気がします。

 

ですが、辻陽太に関しては、日頃からメキシコに行きたいと言っているので、新日本サイドも考慮してくれている気がします。

 

メキシコと言えば、大ブーイングを浴びていた失意の内藤哲也が、大好きなメキシコに渡り、ロスインゴ・ベルナブレス・デ・ハポンを結成。

 

その後の制御不能のカリスマとしての大活躍は周知の通りで、内藤は生涯、ロスインゴ・ベルナブレス・デ・ハポンを公言してます。

 

海外遠征で大変貌を遂げて、凱旋帰国した選手の筆頭として、直ぐに思い浮かぶのは、時系列が古く恐縮ですが(笑)猛牛・天山広吉の大活躍が脳裏に焼き付いてます。

 

カナダ・カルガリーで大剛氏の元で、徹底的に肉体改造をして、山本広吉から天山広吉に改名。

 

帰国早々から、馳浩武藤敬司、そして長州力迄も薙ぎ倒し、蝶野正洋ヒロ斎藤と共に、狼群団を結成し、暴れに暴れまわります。

 

当時、破壊王橋本真也の重爆キックを最も身体を張って受けていた選手ではないでしょうか。

 

その後も、レインメーカー・オカダカズチカのプロレス界を変えるほどの鮮烈な凱旋。

 

最近ではドミネーター グレート・オーカーンが英国で無敗を突き通し、アニメ大好き。エンパイアのスポークスマンとして、これまでになかった角度から新たなファンを開拓しています。

 

辻は、壮行試合の前から、7番勝負とも言える、数々のトップ選手とシングルマッチを行ってきます。

 

印象深いのは、全く歯が立たなかったザ・ドラゴン 鷹木信悟戦。

付き人を務め、最大の目標であり尊敬する選手、棚橋弘至戦などが記憶にのこってます。

 

そして、内藤哲也との壮行試合は、辻も全力で向かっていくも、最後は正に送別の技とも言える、高角度逆エビ固めで内藤が勝利(11分24秒)

 

試合後のリング上、スペイン語が堪能で、内藤哲也らしい送別の言葉を送ります。

「アスタ・ルエゴ(また、会おうぜ)アディオス!」

 

バックステージでも内藤は、辻のエルボーで記憶が飛びかけるぐらい、強烈だったと話してるので、間違いなく爪痕を残したんじゃないでしょうか。

 

トップ選手に打ちのめされて負ける意味を知った辻陽太

 

それでも消せない夢に、止まれない未来に向かっていく、辻と上村を見ると、何か、何故か、胸が熱くなる感覚があります。

 

若獅子を卒業した二人が、異国で闘魂の華を咲かせて、誰だか分からないぐらい変貌して凱旋するのを期待してます!