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プロレスこそものの上手なれ。

新日本を中心としたプロレスブログ。試合の迫力や選手の自己主張等、他のスポーツと違うプロレスの面白さをお伝えしていきます

新日本 EVIL 西武ドーム 暗闇王の悪夢で染めるのか!?

再びのEVIL with ディック東郷

EVILは、もう二度とIWGPヘビー級戦線に戻ってくることはないと思っていましたが、思わぬところからチャンスをもぎ取ります。

 

当日まで、東京ドームのメインが確定しなかった前代未聞の7.25大会。

 

棚橋弘至が文字通り、逸材振りと胸に響く闘いを見せ、チャンピオン・鷹木信悟に挑んだIWGP世界ヘビー級タイトルマッチ。

 

鷹木信悟が、必殺のラスト・オブ・ザ・ドラゴンで防衛し、ドームを得意のハツラツマイクで締めると思われた矢先、場内が暗転。

 

その後、突然現れる、アンダーテイカーマジックを繰り出し、鷹木をKOし足蹴にする!

 

そして、怒りのドラゴンに紅蓮の炎を焚きつけて、9.5 メットライフドーム西武ドーム)でのタイトルマッチを認めさせる。

リング外でも暗闇王・EVILでいる覚悟

今となっては、EVILが去年の春先まで、ロスインゴ・ベルナブレス・デ・ハポンにいたことが信じられないくらいです。

 

ディック東郷をパレハとして、新日本に参戦させて、二人がかりで当時の二冠王者・内藤哲也からまさかまさかの王座奪取!

 

数多いる実力者でも到底、辿り着けないIWGPの最高峰の強奪に成功します。

 

日本人ヒールであり、ギミックレスラーとしての、オンリーワンの存在感を示します。

 

その後は、IWGPは奪われるも、東郷と二人三脚で、乱入、スポイラーズ・チョーカー、二人での攻撃とやりたい放題やって、観客からSNSからヒートを呼び続けます。

 

しかし、矢野通との暗闇頭巾マッチ(笑)で、KOPWにいったあたりから、話題はつくるも、もうシングルでの浮上はないだろうな考えていました。

 

しかし、およそ7年ぶりのメットライフドーム2連戦のオオトリを飾ります。

 

おそらく勝っても負けても、大ヒンシュクものの、乱入、凶器のオンパレードとなるでしょう。

 

それでも、EVIL道を突き進む、EVILにある種の清々しさも感じる時があります。

EVILは、風貌からして、リング外でもイービルであり、人目に出れば、渡辺高章に戻ることはないような気がします。

 

決して、マイクアピールが上手い訳でなく、決まり文句と言えば、そうあのフレーズ。

”〇〇、顔じゃねぇんだよ!” が浮かびます。

 

ならば、このやり方で、大ヒールを極めてもらいたい。

 

メットライフドームで、鷹木信悟対EVILで、感染対策上限迄の観客を動員し、更に王者になれば、暗闇王・EVILの暗黒世界の勝利。

他の選手が魅せる新日本プロレスとは違う、EVILの世界観の完成形となるでしょう。

 

内藤哲也飯伏幸太らのS57対決とも違う、オカダカズチカや棚橋弘至との試合とも違う、鷹木信悟との激烈な試合を見せるのか。

 

それとも、観客やファンに、暗闇の悪夢、サマータイムブルース(憂鬱)を植え付けるのか、注目です。