後藤洋央紀 荒武者 IWGP世界ヘビー級にもう届かないのか?
IWGPヘビー・8回連続挑戦失敗の不名誉記録を樹立。
CAHOS所属・荒武者後藤洋央紀のシングル戦線浮上のきっかけが掴めない。
最近でもNEVER6人タッグ王座ではで活躍中。
しかし、後藤の大目標はIWGPヘビー級王者になること。
しかし、近年ではその挑戦のチャンスの気配すらない。
2012年頃迄の荒武者無双の活躍と栄冠は傑出しています。
2008年には何と初出場にしてG1 CLIMAXに初優勝の快挙!。
春の祭典、NEW JAPAN CUPでは3回もの栄冠を獲得します。
しかし、2012年のNJC優勝以降、大きな栄冠がありません。
2012年は新日本の大きな転換点、レインメーカーショックが起こる!
凱旋したオカダカズチカが大活躍。
新日本史上最速と言えるピードでIWGPヘビー級を奪取!
プロレス界の覇権復活の旗手として新日本の顔となる。
荒武者は、入れ替わるようにしてIWGP挑戦の機会も激減し、期待値も下落。
ネットでは不甲斐ない後藤への檄と親しみを込めて"殿"と呼ばれたりします。
たけし軍団じゃないんだから(笑)
しかし、実力では内藤哲也にもヒケをとらないし、まして、IWGPの先を越されたEVILには決して劣りません。
IWGPヘビー級を巻く後藤さんが見たい
YOSHI-HASHIは、自身初のベルト(NEVER6人タッグ)を奪取時の試合後の控室。
「俺は後藤さんのIWGPヘビーのベルトを巻く姿が見たい」
公私ともに付き合いのある後藤のIWGPの雄姿を見たいと話します。
このコメントを聞いて、多くの人が後藤洋央紀はIWGPを取れる選手であるのを思い出したのでは。
後藤には独創的なネーミングを持つ技が数多くあります。
村正や回天に牛殺し、特に決め技の昇天の見た目の力強さと説得力は抜群。
いつからかGTRという楽な方?にいってしまったのが残念。
オリジナルの技の多さと、独特のロープワークを初見したときはこんなロープの使い方があるんだと思ったものです。
荒武者に乾坤一擲の機会は必ずあるはず!
黒のカリスマ・蝶野正洋はG1の歴史上、最多記録の優勝5回を経験。
しかし、蝶野はIWGPヘビー級王座戴冠は1度きりです。
しかも、怪我による無念の返上で防衛回数はゼロです。
バルセロナ五輪出場の圧倒的な経歴を持ち、身体の大きさも申し分なかった中西学。
中西は晩年に一度、IWGPヘビー級王座に戴冠します。
しかし、棚橋弘至に一か月で奪い返されてしまい、初防衛できず王座陥落。
ある意味で、プロレス人生のうちのボーナストラックだったかもしれません。
しかしながら、後藤はまだこれからです。
逸材・棚橋弘至は、2019年にケニー・オメガからIWGPヘビーを奪ります。
ならば、コンディションは後藤洋央紀の方がいいはず。
ジェイ・ホワイトや、ウィル・オスプレイらの新世代外人勢、SANADAや鷹木信悟らのL・I・Jも勢いがある。
内藤哲也は、後藤には特に厳しく、過去にも、また滝行してこいとか、キャプテン・クワナとかいじってきますが(笑)実力は認めているでしょう。
ファンも荒武者を殿、殿と、天然振りをイジリつつも間違いなく応援しています。
それは、ニュージャパンカップ2021で、一回戦を勝っただけで、後藤が優勝宣言をした際の盛り上がりを見ても分かります(2回戦で敗退)
現在は、LA道場でストロングスタイルを指導する、同級生でありライバルの柴田勝頼も歯痒いでしょう。
「後藤、何やってんだ!しっかりせぃ!」と思っている筈。
後藤洋央紀の入場曲である「覇道」荘厳な音色からの盛り上がりも最高です。
G1のGは後藤のG!