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プロレスこそものの上手なれ。

新日本を中心としたプロレスブログ。試合の迫力や選手の自己主張等、他のスポーツと違うプロレスの面白さをお伝えしていきます

新日本 内藤哲也 短命王者からの脱却。L.I.Jでベルトも新日も独占か!?

僅か2週間のIWGPタッグ王者

北海道で戴冠したIWGPタッグタイトルを、7.25の東京ドームで明け渡し、まさかの2週間天下終わってしまった内藤哲也とSANADA。

 

内藤哲也は、よくリマッチは好きじゃないと言いますが、もうそういったことも言えない位(笑)すぐに、タイチ、ザックのデンジャラス・テッカーズに再戦を申し出る。

 

そこに、後藤、YOSHI-HASHI組も加わり、本隊を蚊帳の外に置いた、三軍抗争によるタイトルマッチが9.5メットライフドームで行われることが決定します。

 

個人的な嗜好で例えるならば、ゼータのグリプス戦役時の、連邦軍(本隊)を除いた、エゥーゴ(ケイオス)と、ティターンズ(L.I.J)とアクシズ(鈴木軍)の覇権を懸けた3Wayマッチの様相です。

 

予想してましたが、真駒内での王座戦、大阪でのシングルで内藤がザックから勝利していただけに、イヤな予感はしていました。

 

案の定、ザックセイバーの内藤リベンジが的中してしまいました。

王者で居続けることの難しさ

内藤哲也が初めて、IWGPタッグチャンピオンとなったのが、2010年1月4日、伝説のタッグチーム・高橋裕二郎とのNO LIMITです。

 

それから、今回、2021年7月11日の真駒内で2度目の王者になるまで、実に10年以上が経過しています

 

ロスインゴ・ベルナブレス・デ・ハポン誕生から、ずーーーーっとシングル戦線で疾走していた大活躍ぶりが分かります。

 

内藤は自戒をこめて自分自身 "毎回、短命王者!! ” と話します。

IWGPヘビー級王者には3回も戴冠するも、いずれも防衛回数は1回。

 

IWGPインターコンチネンタルは、6回!も戴冠するも、初戴冠時こそ4回防衛するも、その後は、0回、1回、1回、2回、1回と単純に割れば、防衛回数1.5回と、寂しい防衛回数(笑)

 

③L.I.J前なので記憶もうっすらですが(笑)1度のNEVER無差別級シングル戴冠時も、防衛2回と、長期政権とは程遠い内容。

 

WWEだと、防衛回数よりも、戴冠回数の方が重視される傾向があります。

リック・フレアーや、ジョン・シナの16回にも及ぶ、最高峰の世界王者戴冠数など。

 

日本では、IWGPで言えば、破壊王橋本真也の9回の連続防衛回数や、今後も破られることも無さそうな、オカダカズチカの12回の連続防衛が燦然と輝きます。

内藤哲也

改めて感じること、それは ”チャンピオンになること” よりも " チャンピオンで居続けること "の方が遥かに難しいということ。

(中略)

だから、"最多防衛記録" を樹立している選手って、ホント凄いと思う。

だって、オレはやったことないから。

出典引用:新日本プロレスオフィシャルサイト

それは、現在も記録更新中であるNEVER6人王者の、後藤洋央紀YOSHI-HASHIがイコールなんです。

 

その二人がタッグ戦線に名乗りを上げてきたことに、内藤は少し楽しみと話します。

ファンとしては、少しどころか(笑)大いに楽しみなところ。

 

IWGP3wayマッチを9月4日のメットライフドームのメインイベントに据えるのもアリだったんじゃないなぁと個人的には感じます。

 

じゃないと、現在、発表済みのメットライフの対戦カードを見るに、余りに4日と5日のカードのラインナップに差があるんじゃないかと感じてしまう。

 

余程、4日もサプライズなカードを用意しないと、それ込みで新日本サイドが考えているならいいですが、観客動員に差が出そうな気がします。

 

9月5日には、高橋ヒロム復帰戦でのIWGPジュニアのタイトルマッチ。

メインイベントは、鷹木信悟IWGP世界ヘビー級タイトルマッチ。

そして、内藤哲也・SANADAのIWGPタッグタイトルマッチ。

 

そして、再び、降った沸いた、BUSHIのためのNEVER無差別級タイトルマッチが8月10日の横浜武道館で行われます。

 

全勝すれば、9.5は、完璧なロスインゴ・ベルナブレス・デ・ハポン フィエスタ(Fiesta)と言えるだけに、大注目の大会です。