新日本 3.20 仙台 鷹木信悟 STAY DREAM あと一つ!
EVIL L・I・J を脱退後に二冠到達
前回のNJCの優勝後にロスインゴを裏切り、バレットクラブに電撃加入。
IWGPとインターコンチネンタルの二冠王に戴冠! 速攻で結果を出します。
反則、乱入三昧の何でもありとはいえ、近年のIWGPヘビーは、オカダと内藤、棚橋以外の戴冠はありません。
飯伏にしても、まして何度も失敗してきた後藤とすれば非常に悔しかった筈。
L・I・J内で、内藤から発奮の意味を込めてとはいえ、4番手と言われ、ファンからも同じように見られていた暗黒王。
同じ闘いを1年継続しながら、今回も飛躍したNJCでベスト4に進出します。
相手は、今回のニュージャパンカップで1段も2段もランクアップした、元仲間である鷹木信悟。
この1戦も今まで通りのダーティファイトを貫くのか、それとも鷹木が言う
「お前も熱い闘いがしたいんだろ。やってやろうじゃねぇか」
鷹木対EVILは、勝敗は勿論ですが、ファイトスタイルにも注目です。
EVILの全てを受け切って、鷹木の大勝利!
宮城・ゼビオアリーナ仙台 観衆:1230人
セミファイナルのNJC公式戦は、オスプレイがフィンレーを完全無欠の必殺技・ストームブレイカーで破り、決勝進出決定。
フィンレーが準決勝迄きたのは実力アップは勿論ですが、ここでジェイとオスプレイのカードを切ってしまうのは勿体ないとの新日本の判断もあるでしょう。
外人二強が雌雄を決するには、更なる大舞台が用意されてると見てもいいでしょう。
〇ウィル・オスプレイ(21分4秒 ストームブレイカー)デビッド・フィンレー
EVILはEVILのままで、闘い、鷹木はそのEVILを己の身一つで打ち砕きます!
序盤から、我が物顔でちょっかいを出し続けるディック東郷。
東郷を警戒しつつエプロンサイドに叩きつけデスバレーを狙うが東郷が救出。
EVILが隙を付いて、場外にバラまいたパイプ椅子上にブレーンバスター!
相当に腰を痛めてしまう。
「テメェはしゃべり過ぎなんだよ、バカヤロー!」
と、自身のキレの悪いコメント(笑)
しかし、これに怒り爆発の鷹木はカウンターのバックエルボーから、ナックルパートにパンピングボンバーと息を吹き返すどころか、凄みを増す。
終盤、EVILの小細工により、鷹木はレフェリーと正面衝突してしまい、リング上は無法地帯と化す。
東郷はここぞとばかりにスポーラーズチョーカーで締め上げるが、鷹木はL・I・Jのメンバーの力も借りずに、二人まとめて両腕ラリアット。
画像出典:NJPWサイト
最後は、EVILの小手先ローブローを見破り、ノーモーションからのヘッドバットからパンピング。
そして、龍王の渾身の一撃・ラスト・オブ・ザ・ドラゴンでスリーカウント!
遂にニュージャパンカップ・ファイナル 決勝進出決定!
〇鷹木信悟(22分43秒 ラスト・オブ・ザ・ドラゴン)EVIL
マイクの途中に、オスプレイが乱入
鷹木はインターナショナルに英語でオスプレイに宣戦布告。
更には、ストームブレイカーを狙ってきた、オスプレイを返り討ち!
大きな地震があり、またくるかもしれない不安の中最後迄観戦してくれたファンに対し、感謝を述べます。
そして、明日、オスプレイに大きな挫折を与えてやるよ!と締める。
バックステージの戻って、明日話すことがなくなるから、今日は少なめにといいつつもたっぷり話してくれファルコンリー(笑)
画像出典:NJPWサイト
両者の対戦戦績は1勝1敗
昨年のG1では、鷹木がオスプレイに勝利し2019年のスーパージュニア決勝戦の雪辱を果たします。
しかし、1勝の重みを鑑みると、決勝戦で敗れて準優勝となり、更にこの試合までシングル無敗だった鷹木の記録も途切れてしまう。
それだけに星勘定だけでは言い表せない悔しさがあります。