新日本 YOSHI-HASHI 物事は一瞬で変わる! タッグ2冠成るか!?
混沌、カオスはケイオスのためにある?
北海道で奪った虎の子のIWGPタッグベルトを、2週間後の7.25東京ドームで再び、タイチ、ザックに奪われてしまったL.I.Jの内藤哲也とSANADA。
防衛に失敗した前王者が再び、リマッチだ!と主張し、またもやリマッチループにハマってしまうかに思われたとき、次の挑戦者は俺たちだ!
後藤洋央紀とYOSHI-HASHIのゴトヨシの絆チームが割って入ってくる!
ドーム試合後のバックステージでは、前王者・現王者・そして後藤、YOSHI-HASHIと三者三様の主張が繰り広げられます。
さながら、新日本プロレス版・吉本新喜劇のような押し問答が10分近く続きます(笑)
混沌の英訳は、ケイオス(カオス)だけに、後藤、YOSHI-HASHIにも分がありそうですが、内藤とタイチ、ザックの口達者振りにはとてもかないません。
しかし、二人には、石井を加え、防衛記録を更新し続けるNEVER無差別級6人タッグベルトとという”お宝”があり、挑戦を受諾する代わりに、王座挑戦を認めさせます。
そして9.5メットライフドーム大会で決定したのが、上記の3チームによる、IWGPタッグ選手権3WAYマッチという、新日本では珍しい形式のタイトルマッチです。
てっきり、ドーム前に、内藤組と後藤組で挑戦者決定戦を行うと考えていたので、意外です。
YOSHI-HASHI 実りの季節に突入できるか?
いずれにせよ、ここはYOSHI-HASHIにとってタッグ2冠王になるビッグチャンス。
デビュー初のベルト(6人タッグ)を巻き、さらに記録更新中。
ここで、プライベートでも仲良しの荒武者とIWGPタッグを獲得すれば、一気にYOSHI-HASHI がクローズアップされてくるでしょう。
内藤哲也・飯伏幸太・鷹木信悟のS57世代の活躍がスゴ過ぎて、話題になりませんが、YOSHI-HASHIも同世代の一人。
更に、内藤、鷹木、YOSHI-HASHIはアニマル浜口ジムでのつながり迄あります。
3wayマッチとなれば、試合の性質上、ゲーム性も高くなるので、個々の実力だけではない、コンビプレーもより重要になってきます。
となれば、防衛を続け、チーム力がよりアップしたYOSHI-HASHIらにも勝機はあります。
ここで、もしYOSHI-HASHIが必殺のカルマか、丸め込みでも制御不能、東スポMVPの内藤哲也から取るようなことがあれば、ケニー・オメガ以来の大物手 ”物事は一瞬で変わる” を有言実行できます。
キン肉マンのタッグチームで例えてみると・・・
王者チームは、変幻自在のサブミッションを操るザックセイバーJrがいるだけに、1000の技を持つモンゴルマン(ラーメンマン)
白鳳ばりのカチ上げを得意とするタイチ、バファローマンの2000万パワーズを彷彿とさせます。
内藤哲也とSANADAは、人気実力共に、トップ中のトップを爆走するだけに、超人師弟コンビが重なります。
無口でクールなSANADAは、ファイティングコンピューター・ウォーズマン。
SANADAは、ミート君のTシャツ(SANADA ver.)を着てるときもありますが(笑)ウォーズマンとのコラボも見てみたい。
内藤哲也には、キン肉マンや漫画のイメージはないですが、紳士超人と言われている割には、何度も何度も、制御不能な動きをしてきた(笑)ロビンマスクを憶えます。
内藤は、先輩後輩のタテ序列を嫌いますが、二人にはいい意味での師弟関係、距離感を見られます。
そして、これを言うために先の下りを書いた感じがありますが(笑)後藤洋央紀とYOSHI-HASHIはテリーマンとジェロニモのニューマシンガンズ的なイメージです。
YOSHI-HASHIは、初めから注目されていたわけでもないし、新日本の入門テストにも落ちています。
凱旋試合でもスーパースター・レインメーカー オカダカズチカに敗れ、波に乗れません。
それでもNEVERのベルトにチームで辿り着き、IWGPタッグを懸けて、メットライフドームのセミファイナルで闘う躍進ぶりを見せます。
ジェロニモも、遥か昔にサンシャインから奇跡の大金星を上げた以降、活躍の場がありませんでした。
しかし、これからの超神・バベルの塔編の選ばれた超人の一人として、きっと活躍してくれるはずです。
内藤哲也はスーパースター、飯伏幸太は別次元の身体と精神を持ったゴールデンスター、鷹木信悟は、ハツラツドラゴンと類まれなスター性と実力を持っています。
YOSHI-HASHIは、人柄の良さや、等身大のヒーロー性を持つプロレスラーだけに、もしかしたら、YOSHI-HASHIはファンに一番、近いのかもしれません。