NOAH 小川良成 三沢と武藤が認める実力派
武藤敬司が小川良成を絶賛
6月6日 さいたまスーパーアリーナでの4団体合同興行も待ったなしのNOAH。
その試合で、両者の攻防が注目の中、ノアの重鎮、小川良成が魅せる。
5月15日の6人タッグ戦で、武藤と小川は味方同士となります。
フィニッシュシーンでは、互いが相手選手に足4の字固めを決める見事な競演。
小川良成が大原からタップアウトを奪い、武藤組が勝利。
小川も足4の字関連を得意にしているとはいえ、武藤の前できっちり決めるところに大きな意味を感じます。
武藤敬司の歴代のフィニッシャーといえば・・・
ムーンサルトプレス(ラウンディング・ボディプレス)
足4の字固め
と多くのファンが知るところだからです。
武藤は直接、小川と組み、その素晴らしさに驚いた様子。
「小川選手ですか。三沢光晴がなんでいつも横に置いていたかっていうのをなんとなく今日の試合で感じることが出来た。
・・・彼が横でやってた足4の字固めは素晴らしいものに見えましたよ」
と小川良成のテクニシャンぶりを絶賛。
小川が現在は目まぐるし過ぎる(笑)ジュニア戦線に専念、活躍しているだけにこの路線もあったかぁと気付かされた感じです。
ノアの生え抜きというと、丸藤正道や、杉浦貴が挙げられますが、二人の先輩である小川良成。
小川は、全日本プロレス時代にもジュニア王者時代を築くなど、ノアの重鎮であり、三沢光晴の懐刀でもあったので、正に歴史を体現する選手です。
小川良成の本当の実力
小川は普段、派手なアピールを一切しないし、掴みどころがないという言葉は、小川選手のためにあるのではないかと思える(笑)
小川がノアに貢献、重宝されている事実として、小川は激動のNOAHで、一度もリリースされていません。
小川が選手としてだけでなく、道場でのコーチ、選手の育成に大きく寄与、貢献しているからかもしれません。
丸藤も、選手のコーチや育成は小川さんに任せておけば大丈夫と話してます。
更に、アメトークでも言ってましたが、小川は全く老けない、衰えないところがすごい!(笑)
武藤は、かつて全日本所属の太陽・ケアと長くタッグを組んでいたことがあります。
当時は、そんなにケアが良いのかな?と思ったものですが、しっかりした基礎と巧さがあるのでしょう。
武藤が、シングル戦線にプラスして、タッグ戦線にも出撃する時。
その時、小川良成が横に付くのか、注目していきたい。