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プロレスこそものの上手なれ。

新日本を中心としたプロレスブログ。試合の迫力や選手の自己主張等、他のスポーツと違うプロレスの面白さをお伝えしていきます

ワールドプロレスリング おれのメモリアルバウト 棚橋弘至 編

王者 橋本真也VS天山広吉 挑戦者

1995年2月4日 IWGPヘビー級選手権  in札幌中嶋体育センター

凱旋帰国直後の怖いもの知らずの猛牛天山が、破壊王橋本真也に挑んだ一戦。

 

長いこと新日を観ていますが、これほどインパクトある凱旋は観たことがありません。それ程に天山は勢いがありました。

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かつて天山は橋本の付き人もしており、おでこに爪楊枝を刺すいたずらの話は有名です(笑)

序盤はガップリ四つ、10分経過あたりから試合が動き始めます。

天山の橋本が重すぎて、持ち上げ損ねたか、危ない角度のパワーボム

 

凱旋後から使い始めたムーンサルトで橋本を追い込む。

橋本はいつもの鼻血を噴出。

当時の解説のマサ斎藤は鼻の粘膜が弱いだけと言っていました。

橋本は流れを変えるべく、沖縄琉球空手の修行時に身に付けた水面蹴りを一閃!

 

そして、15分経過から、強烈過ぎる右ハイキックを叩き込み、垂直落下式DDTでフィニッシュ。ほんとうに、頭がマットにめり込む垂直落下でした。

橋本真也 (17分2秒 垂直落下式DDT~片エビ固め)天山広吉  橋本が王座防衛

王者 棚橋弘至VS後藤洋央紀 挑戦者

2007年11月11日 IWGPヘビー級選手権 in 両国国技館

この試合は新日本が暗黒期と言われた時期に行われた試合です。

1万人収容できる両国国技館に2000人しか入らず、リングサイドは観客で一杯だが、見渡すと白い幕で覆われたりして不自然さも感じます。

 

しかし、声援はものすごい。

特に、現在コロナ渦で観衆が声を出せないだけに、ものすごい歓声に聴こえます。

番組内でこの試合が不入りが続く中、一筋の光明が見えた試合だったと語ります。

 

確かに、この試合は私が観た棚橋の中でも更に後藤の試合の中でもベストバウトかもと思えるほどです。

 

何しろ、後藤が粗い!終盤戦で、後藤がマスキュラーボムのような危ない形で技を繰り出し、棚橋がしばらく立ち上がってこれない状況になります。

 

それを起き上がらせようと、レッドシューズを何度も振り払ってブーイングを浴びてでも攻め続ける後藤に、本当の意味で荒武者です。!

 

声援も非常に大きく、一人の女性ファンがキャーキャー騒ぐのも分かります(笑)

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しかし、棚橋も粘る。この時の棚橋の動きは速い!

今は、不用意にビルドアップしすぎではと感じます。

 

ドラゴンスープレックスからの、今では珍しい変形のファルコンアローの様な技を繰り出す。

そして、盤石のハイフライでフィニッシュかと思われたが、テキサスクローバーホールドに繋いでギブアップ勝利!

 

IWGPヘビー級級選手権

棚橋弘至(31分22秒 テキサスクローバーホールド)後藤洋央紀 王座防衛