スターダムスターライトキッド暗闇で煌めく悪の華

大江戸隊のスターライトキッドとして、コスチュームもガラッと変えて、暗闇の虎として新たな局面、ニューフェイスを見せてます。

キッカケは、STARS対大江戸隊の全面抗争で敗け残り、大江戸隊に強制加入させられます。

週プロでのインタビューでも、岩谷麻優の隣で成長し、支えていくと言っていただけに、当初は”環境の違い”に戸惑いを見せます。

しかし、刀羅ナツコの存在や、キッド自身が退路を断ち、吹っ切ったのか、新たな顔、魅力を見せ始めます。

キッドが直ぐに、大江戸隊に馴染むのではなく、しばらく逡巡していたのは、苦悩や葛藤も見れて、良かったと感じます。

キッドの逡巡を見て、かつて、nWo JAPANに誘われながらも、なかなかＴシャツを受け取らなかった武藤敬司を思い出します。

総帥・蝶野正洋の誘いで、既にグレートムタとしてはnWoに加入していた武藤敬司。

しかし、スーパーベビーフェイス、圧倒的人気ナンバーワンの武藤が悪のヒールユニットに加入となれば、大変な話題となります。

最終的に、武藤敬司は話題を引っ張って、引っ張って（笑）nWoジャパンに加入！

当時、シリーズ名にもなった、nWoタイフーンで日本全国を席巻、おそらく全プロレスファンに衝撃を与えます。

５ＳＧＰ・レッドスターズは、スターライト、ダークライトとなったキッドにとって、実力を見せる絶好の機会。

同門の鹿島沙希を容赦なく、TTDの様な、変形ドライバー、黒虎天罰で勝利。

因縁のジュリア戦も、互いにマスク、髪に手を掛けることなく、見応えある試合を展開。

ノーザンライト・ボムで敗れるも、ネクストは更に熱い試合になる気がします。

そして、8.29汐留で、王者のなつぽいに挑戦するハイスピード選手権も非常に楽しみな試合です。

なつぽいも、中野たむ戦以降、可愛いくて、華麗な動きを見せるだけでなく、ほとばしる感情も出すようになってより選手の魅力もヴィジュアルも増している気がします。

キッドには、乱入、凶器何でもありの、キング・オブ・ダークネスのやり方ではなく、華麗で過激な技で彩っていく、ファイトスタイルで試合を盛り上げて、魅せてもらいたい。

暗闇の虎・ニュースターライト・キッドに要注目です。

プロレスこそものの上手なれ。