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プロレスこそものの上手なれ。

新日本を中心としたプロレスブログ。試合の迫力や選手の自己主張等、他のスポーツと違うプロレスの面白さをお伝えしていきます

新日本プロレス 権利証争奪戦を考える。必要なんだろうかと。

G1優勝者の1.4東京での王座挑戦権利証が奪われた。

飯伏幸太の2連覇で幕を閉じた秋開催のG1 CLIMAX。素晴らしいシリーズでした。そして、優勝者には1.4東京ドームでIWGPヘビーに挑戦できる権利と権利証が与えられます。

しかし、その権利証を奪うために、東京ドームまで1度か2度防衛する必要があります。しかし、今回は、ジェイ・ホワイトにより奪われてしまった。しかも反則フォールのレフェリー見逃しというお粗末な内容でした。

しかしながら、どんな内容でも決まったからには仕方ない。しかし、ここでまたおかしなことが起こっています。

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1.4で挑戦のはずが、ジェイのわがままで1.5に変更。

ホワイトは1.5で2冠戦を行う。だから、1.4は俺は休むと。それを聞いた2冠王者の内藤は、なら俺は1.4で飯伏と闘いたい。

彼から防衛して、翌日ホワイトとも防衛戦を行う。たまには、新日本さん、王者のオレの意向を聞いてくれと(笑)

この言い分がおかしいのは、結局勝っても負けても挑戦が1日先か後かの違いだけじゃんということですし、G1の優勝を権利証争い等という小さい枠で括ってしまってもいいのかということです。

以前は、権利証争奪戦はありませんでした。新日本暗黒期の前になってしまい恐縮ですが、8月のG1が終わった後に、G1王者が次のシリーズであるG1 CLIMAXスペシャルでのビッグマッチ、横浜アリーナ大坂城ホールでIWGP王者に挑戦していました。

で、その後のシリーズで因縁や抗争を経て、挑戦者が浮上。1.4で挑戦するストーリーでした。

いつでも王座に挑戦できるシステムにしたらどうか。

確かに東京ドームでのメインイベントでの挑戦は晴れ舞台です。しかし、そのせいで、まぁ権利証が奪われることはないよねという考えがファンに浸透していました。今回奪われたのは、ジェイの巧妙な作戦勝ちでもありますが、ドームが連日あるし、今は2冠統一してるしなと勘ぐってしまいます。

しかも、本当は権利証戦って好評なの? 遂には、USヘビーでも権利証争奪が始まってしまいました。

それなら、WWEのマネ―インザバンクの勝者のように、いつでも挑戦できるシステム(キャッシュイン)にしてもいいのでは。

G1後に両国や日本武道館があるとしたら、権利証を持つ人間がドーム前でも挑戦したいならしていいと認める。

ここで基礎たるシステムを築いてほしい

賛否両論あると思いますが、権利証システムはもはや無用の長物な感じです。

ニュージャパンカップでは、直ぐに次のシリーズのビッグマッチで挑戦させるのに、何故、先延ばしするのか。そんなことをしなくても、現在の新日本の勢いがあれば、ファンは観に行くでしょう。

一部のローブローばかりの安易な裁定や乱入し放題を整理すれば、現有戦力はベストです。せめて、ドーム前に飯伏とジェイの再戦をノーセコンドで組んであと腐れなしでやればファンも飯伏にしても溜飲が下がるのではないかと考えます。

最後まで、御覧いただきありがとうございました。