新日本プロレス IWGP 飯伏幸太が統一し新たな歴史を紡ぎ出す
初代王者は飯伏幸太!4.4両国でNJC優勝者と初防衛戦
1987年6月にベルト化されたIWGPヘビー級の創設者でもあり初代王者の燃える闘魂・アントニオ猪木。
そこから、34年間に渡り最強の証であったIWGPが大きな転換点を迎えます。
IWGPインターコンチネンタルの歴史が築いた選手の印象。
初期は、現WWEの黒いスーパースター・Rising Sun 中邑真輔。
後期は、制御不能男・内藤哲也。ここまで、それ程多くの歴史はありません。
しかし、IWGPヘビー級王座は違います。
初代のアントニオ猪木から始まり、藤波辰爾・長州力・ビッグバンベイダー・橋本信也・武藤敬司・佐々木健介・永田裕二・棚橋弘至・オカダカズチカ・内藤哲也・そして、飯伏幸太で壮大な歴史の幕を閉じます。
そして、飯伏幸太がIWGPヘビーとIWGPインターコンチネンタルを統一し、新たな歴史の1ページ、大仕事をやってのけようとしています。
内藤は敗れはしましたが、統一の流れを黙認するのではなく、また内藤かと声がありつつも、自己主張して王座戦の舞台に立ちます。
「言いたいことは言わないと相手に伝わらない」有言実行する内藤は素晴らしい。
IWGP世界ヘビー級・世界の名称を入れるのはどうなのか?
ベルトの歴史が変われば、名称も変わります。
IWGP世界ヘビー級王座。この名称で本決定なのかわかりませんが、どうもしっくりきません。世界という日本語を入れるのはいかがなものか。
それならば、世界をWORLDにするか、新日本はWWEを目標にしていますから、あえて寄せていってUNIVERSAL(ユニバーサル)でもいいのではないかと考えます。
International Wrestling Grand Prinx WORLD(世界) =IWGPW
International Wrestling Grand Prinx Universal =IWGPU
世界の頂点に原点回帰するなら、日本語表記は邪魔になる気がします。
新日本プロレスフロントには、一考を案じてもらいたい。
NEVERの格・存在感が大きく増す
ここで、2.28 同日にNEVER王座をオーカーン相手に防衛した棚橋に注目が集まります。
画像出典:NJPWサイト
一つ上のベルトがなくなる訳ですから、NEVERが新日本シングル王座の二番手に格上げとなるはずです。
それによりIWGP USヘビー級の存在の意味を持ってくるやもしれません。
WWEのUSヘビー級を模したとしか思えませんが、ロス道場をはじめ、世界戦略には、アメリカが切り札であり最大のマーケットなのは間違いありません。
棚橋が持ち続けることで、荒武者(殿)や鷹木が上げてきたNEVERの価値観に別のスパイスを加えるのか、それとも別の選手が出てくるのか、NEVER戦線も目が離せなくなってきました。
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