プロレス 負けた時のコメントにこそ意味がある。
試合後のコメントの重要度
プロテニス選手プレーヤーの大阪なおみ選手の会見拒否が話題になってます。
報道されているその理由の一端としてはこのような内容です。
ジャーナリストがアスリートのメンタルヘルスを配慮していない、や何度も同じ質問をされたり、選手らが疑念を抱く質問を受けたり、疑問に思うような質問をされる等。
なるほどな~確かに、負けた時のコメントは一流アスリートであればあるほど、悔しさも人一倍でしょう。
実際の背景、事情は明確には分かりませんが、このニュースを見て思ったこと。
私が知る限り、負けた時のコメント程、聞きたくなる、そのコメントや言葉を発することで、選手の次につながるスポーツをよく知っている。
それがプロレスです。
勝った選手がコメントするのは当然だし、話す方も聞く方もポジティブです。
王者であれば、次のタイトル戦への抱負なども聞くことが出来る。
負けた時の前向なコメントが次につながる
しかし、プロレスは、負けた時のコメントが何より重要だし、ファンも待ってます。
いわゆる、バカヤローコノヤロー!的なコメントも多い(笑)
しかし、その時の負けを分析して、次に繋げたり、新たなライバルを挑発したりと有効な使い方がいくらでもある。
先のレスリングどんとくを到達点としたロングシリーズ。
もし、負けた選手が全てノーコメントで通していたら、内藤哲也も鷹木信悟も殆どコメントすることができなかったでしょう。
レスラーのノーコメント程、機会を逸していることはありません。
しかし、コメントし続けることで、チャンスが拡がり、我々ファンも新日本プロレスに釘付け付けになれる。
深いプロレスファンで試合が始まった! 終わった! 次の試合まで待ちましょうって、殊勝なファンは先ずいません(笑)
おそらくこのブログを読んでいただいてる方々の中に上記の様なプロレスライフを送っているファンは少ないのではないでしょうか。
プロレスをよく知らない人は、プロレスと他のスポーツは違うとか言う人が必ずいます。
違うことなんてなく、ファンを楽しませる、元気をくれるスポーツに違いなんてない。
寧ろ、昨年、多くのプロスポーツが自粛期間に入る中、団体によって、感染対策を徹底し、無観客試合に配信マッチと灯りを消さずに大会を続けてくれました。
他のスポーツは殆ど観ないので(笑)プロレスサイドからの見方ですが、負けたところから這い上がるコメント。
強がりでも、挑発でも点を線にするためにコメントを出し続けるプロレスラー。
プロレスってなんでこんなに面白いんだ!