オカダカズチカ IWGPはIWGP 世界一のベルト
指名はオカダ。挑戦者は鷹木の現実
4.4 両国で歴史の転換点とも言えるオスプレイのIWGP世界ヘビー級初戴冠。
新王者 オスプレイは次期挑戦者にかつての兄貴・オカダカズチカを指名。
しかし、鷹木信悟が確かな実績と待望論、そしてジャイアニズム爆発(笑)で、福岡国際センターでの挑戦権を獲得。
先にリングに呼び込まれていたオカダは言うと、手拍子して思わせぶりな態度をするだけに留まり、無言でリングを後にする。
リングに上がった時のオカダは、手拍子を長めに要求しつつ、明らかに誰かが上がってくるのを待っていた気もします。
王者から指名されたとはいえ、最近の実績では、鷹木にしろ、内藤にしろ誰かが来てもおかしくはないと考えていたかもしれません。
オカダとしては、オスプレイから鷹木の次だと言われたから、何も言う必要はないと考えたかもしれませんが、現場では特に一言、威勢のいい発言を待っていたでしょう。
オカダカズチカ史上、最もIWGPから離れている期間
オカダカズチカはこれまでに最高峰のIWGPヘビーに5度も戴冠しています。
そのうち、4度目の戴冠時には実に2年もの長期に渡り、防衛を重ね、現在の連続防衛最高記録として燦然と輝いています。
画像出典引用:週刊プロレス
オカダは現在、1年3カ月もの間、IWGPを保持していない期間を経験しています。
これはオカダにとって、IWGPから最も離れている期間となっています。
その間、風船を持って入場したり(笑)試合以外でも、初のラジオパーソナリティーとして番組サンデーレインメイカーを1年間放送。
地元愛知県で聖火ランナーをしたりと色々なことに挑戦しています。
一通りリング外で経験した中、リングのど真ん中にくるのは今しかない。
飯伏を”邪神”と称していましたが、非常に短いスパンで、ジェイ・SANADA・内藤とタイトルマッチを闘ってきた、王者飯伏の計り知れないプレッシャーをオカダは最もよく知っている。
それだけに、それを認めて、統一されようが、世界になろうがIWGPはIWGP。
世界一のベルト。僕が道を正します、と決意。
5月29日 東京ドーム IWGP世界ヘビー級タイトルマッチ
王者として、ウィル・オスプレイor鷹木信悟のどちらかは分かりません。
しかし、オカダがやることはひとつ。
レインメイカーをぶち込んで、6度目のIWGP戴冠あるのみ。