週刊プロレス 最新号 No.2101:ドームの裏で、NOAHのイッテンヨンが白熱!
GHCヘビー級前哨戦で、潮崎、本家の武藤をムーンサルト葬!
NOAHのイッテンヨンのカード編成は、昨年と同じく事前発表はなく当日になって判明する構成。その中で、潮崎・清宮・馳 vs 武藤・丸藤・田中 の豪華メンバーの6人タッグマッチ!
特に注目すべき点として二つ。一つは、潮崎組にときめきのヴァージンレッドこと政治家・馳浩先生がノアマットに初参戦! コロナ渦の中、自分が参戦することでプロレスはこの状況であっても大丈夫との認識も持てます。一方、武藤組には、M's アライアンスのMが付く、弾丸戦士・田中将人が参戦。誰も負けそうな選手がいない見どころが多いシックスメンです。
そして、もう一つの注目点は、潮崎と武藤の絡みです。試合は激闘の中、潮崎豪がムーンサルト(ラウンディング・ボディプレス)の本家・武藤敬司をピンフォールするという価値ある勝利! 潮崎も小橋建太直伝だけに、豪腕ラリアットと同じく自信をもっている技です。
武藤自身もムーンサルトでフォールされたのは初めてと言っているので、心に余計に火が点いたとコメントしています。こころを燃やせ。
〇潮崎・清宮・馳(22分36秒/ムーンサルトプレス)武藤・丸藤・田中 in後楽園ホール
34年ぶりの和解成立。ギプアップまで待てないワールドプロレスリング事件
そして、もう一つ知る人ぞ知るような(笑)事件があったようです。
今から30年以上も前、ワールドプロレスリング(テレビ朝日)の視聴率が低迷し、番組構成を試合会場からだけでなく、スタジオでのトークをいれた番組にテコ入れしたことがありました。それがサブタイトルにもなった「ギブアップまで待てない! ワールドプロレスリング!」でした。スタジオには司会に山田邦子や男闘呼組等が参加しており、バラエティー色が強く非常に不評だったと聞きます。
そんな中、スタジオ収録に参加していた馳浩がキレたらしいです。その結果、遺恨のような形になってしまった。そして、視聴者や熱狂的なファンの大ヒンシュクに合い、すぐにこの形での収録は終わったようです。
それから、34年の時を経て、ゲスト解説にきていた山田邦子と馳が公の場所で正式に和解が成立した模様です。きっと、既に仲直りしていたでしょうが新年からなかなかいい話です。
最後まで、ご覧いただきありがとうございます。