武藤敬司 ベストバウト更新! GHCヘビー戴冠! HOLD OUTが熱すぎる!
武藤敬司 GHCヘビー奪取! 三大メジャー王座戴冠!
崇高なるタGHCヘビー級王座へ初挑戦にして、初戴冠を果たす!
今回の戴冠で、天龍源一郎が持っていたメジャータイトル獲得の最高齢を更新。
プロレスLOVEが、齢58歳にして、歴史を塗り替えます。
解説席の秋山準は、驚きと共にDDTの最高峰のタイトルに挑戦が決定しています。
大きな炎が自身の中に燃え上がっているでしょう(後日KO-Dに戴冠!)
小橋建太は、愛弟子潮崎の敗北を前に言葉にならなかったようです。
ムーンサルトは飛べないけれど・・・
終盤戦、この試合のハイライトの一つを演出。
武藤は、永遠のライバル、三沢光晴の得意技 エメラルド・フロウジョンを繰り出す。
そして、シュミット流バックブリーカーから、コーナーポストに上っていく。
そして、封印したはずのムーンサルトの態勢にはいる!
まさか、人工関節は大丈夫なのか?!
しかし、武藤は月面水爆の態勢はとるも、沈黙したまま動けず。
最終的に飛行を断念。
逆に潮崎がその隙を逃さずに雪崩式を繰り出す。
こうなれば、心中では、潮崎が勝利するだろうと思います。
しかし、天才は、プロレスに人生を懸ける武藤は、まだ奥の手を残していた。
それは、シャイニング・ウィザードでも足四の字固めでもない。
電光石火のフランケン・シュタイナーでスリーカウントを奪取!
そして、この瞬間、佐々木健介、高山善廣に次ぐ、史上3人目の快挙。
新日本・全日本・NOAHの三大メジャータイトル王者として歴史に名を刻む!
GHCヘビー級選手権 タイトルマッチ
潮崎豪(29分32秒 フランケンシュタイナー)武藤敬司〇 GHC第34代王者誕生
生涯プロレスLOVEに終わり無し。
解説者の山田邦子は、武藤がムーンサルトの態勢を取ったとき、脚の負傷なり、疲労で飛べなかったと言っています。
しかし、ムーンサルトを飛ぶことはできた。
けれど、それをすれば人工関節は壊れてしまい、結果、二度とプロレスが出来ない身体になってしまう。
俺にとっておき、最高の技は、ムーンサルトしかない。
コーナートップでのわずか数秒の間に逡巡したでしょう。
そして、武藤はあえて飛ばなかった。
それは、正解だった気がします。
武藤敬司は生涯現役を公言し、引退し”復帰しなよ”とよく冗談交じりに話します(笑)
武藤のファイトが、同世代や、歳の近い人たちを勇気づける、元気づける。
であれば、ここでイチかバチかをする必要はありません。
これまでの全キャリアの引き出しを開けて、大仕事を感動を与えてくれます。
ベストバウトは、現在進行形!
武藤敬司のベストバウトとして最も有名な試合は,10.9 東京ドームでの高田延彦戦。
他にも、永遠のライバルであり盟友、橋本真也との福岡ドームやG1決勝戦。
第1回G1 CLIMAXの蝶野正洋との試合など、数多くの珠玉の名勝負があります。
そのベストバウトに、ノアの11年ぶりの日本武道館大会。
潮崎豪は、試合後に怒り心頭で武藤のシェイクハンドを振り払います。
負傷が癒えて、時機がきたらまた挑戦してもらいたい。
ノアの箱舟が、更なる荒波にさらされて、力強い航海となるのは間違いない。
しかし、その荒波を超えて、これまで以上に力強くなるNOAHの航海が楽しみです。
潮崎に勝利後に流れたHOLD OUTがやけに格好良すぎた!