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プロレスこそものの上手なれ。

新日本を中心としたプロレスブログ。試合の迫力や選手の自己主張等、他のスポーツと違うプロレスの面白さをお伝えしていきます

飯伏幸太 内藤哲也 カミゴエで王座防衛! そして・・IWGP世界ヘビー級王座新設!?

2.28 :大阪城ホール二日目 観衆:3218人

飯伏 二冠防衛! 次なる敵はジュニア王者!

ベルト統一or二冠の解体と互いの主張をぶつけ合いインターコンチの王座戦を迎える。

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画像出典:NJPWサイト

結果は、飯伏が前から後ろから、そしてノーニーパッドからのカミゴエ三連発で粘る内藤を振り切りました。

背後からのカミゴエはかなりエグイ! 何しろ、背後は見えない訳でくるのが分かっていても、ピンポイントはずらせないでしょう。

かつてオスプレイのヒデゥン・ブレイド で欠場に追い込まれたことがある飯伏だけに、その威力を身をもって知っています。

今回の試合結果は意外でした。

東京ドームでも負けているだけに、ここは、内藤が勝利して再びIWGPヘビーとIWGPインターコンチネンタルが共存していく形になると予想していました。

これで、飯伏の発言権も増して、統一でいいだろうと思います。

だが、飯伏は「二つ残したまま一つに、一つに統一したい。その考えは変わらない」というような発言をしています。

飯伏幸太(27分50秒 カミゴエ)内藤哲也 飯伏が三度目の防衛に成功

IWGP統一ヘビー級王座となるのか。

この主張が分かりずらい。統一である以上、片方の歴史は消えてしまうのは止む無し。

となれば、上位ベルトのIWGPヘビー級の歴史を紡いでいくのがいいのではないか?

しかし、統一王座となれば、やはり初代王座は飯伏幸太となるわけだし、名称も変わるなら、新しい歴史として創り上げていくのがいいのではとも思います。

全日本プロレス三冠ヘビー級選手権があります。

元々は、PWF・UN・インター王座からなるベルトを統一。

その初代王者がジャンボ鶴田です。

長らく歴史があった各ベルトが無くなるのは断腸の思いもあったでしょうが、それでも新たな歴史を築くためにそれぞれのベルトは役目を終えました。

統一するにあたり、IWGPヘビーもインターコンチネンタルの歴史も残すということ自体が無理なのではないでしょうか。

飯伏としても、歴代のIWGPヘビー級王者である、アントニオ猪木藤波辰爾長州力・ビッグバンベイダーや武藤敬司、飯伏が目指す王者象でもある橋本真也等、名だたる王者がその腰に巻いてきたベルトの歴史が埋もれてしまうことは残念です。

その歴史が途絶える寂しさは長く見てきたファンも同じです。

統一となれば、今後のマッチメークにも大きな変化をもたらすでしょう。

この問題は、飯伏が内藤に勝ったとしてもまだまだ決着には至らなそうです。

・・・と書いたところに、新たなニュースが飛び込んできました。

IWGP世界ヘビー級王座”の新設を菅林会長が明言!

飯伏幸太の希望・野望を新日本プロレスサイドが受け入れて動いていたようです。

2021年、新日本の歴史が動きます。

日本武道館は、IWGPヘビー対ジュニア王者対決か?

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画像出典:NJPWサイト

そして、この日、IWGPジュニアヘビー3WAYマッチを制したエル・デスペラードが全試合終了後に登場。

飯伏との王者同士対決をアピール。飯伏が受諾したので試合自体は決定でしょう。

しかし、ベルトを掛けるのはいかがなものかと考えます。

元々、橋本真也 vs 獣神・サンダーライガーの王者対決が始まりです。

しかし、その試合とてベルトが掛けられることはありませんでした。

無差別級でないのだし、ましてベルトを掛けることで、デスペラードが勝利する可能性は、100%に近い確率で不可能となります。

しかし、こちらは、例年通り?にノンタイトル戦で行う意向のようです。

タイトルは掛けずに、伸び伸びとやり合うのがいいと考えますが、興行としてみて、武道館大会のチケットがどのくらい売れているのか?

王座戦ノンタイトルでは、注目もチケットの動きも変わってくるでしょう。

新日本プロレスの発表に注目です。

大坂城ホール1日目が1846人・二日目が3218人と、1372人も観衆が増加。注目の試合カードがあるかないかで、入りがこれだけ違ってきます。


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