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プロレスこそものの上手なれ。

新日本を中心としたプロレスブログ。試合の迫力や選手の自己主張等、他のスポーツと違うプロレスの面白さをお伝えしていきます

NOAH 敗者髪切り金網デスマッチ 中嶋勝彦 マサ北宮 Hello,my Rival

NOAH 初の壮絶な金網ケージマッチ

6.26 Abema 無観客試合のメインイベント、敗者髪切り金網デスマッチ。

中嶋勝彦 vs マサ北宮 戦が行われる

 

二人は健介オフィスの先輩後輩として、苦楽を共にし、ノアでも、拳王率いる金剛でお同じユニットに所属、ジ・アグレッションとして、タッグ王座にも戴冠します。

 

し、か、し、実のところは尊敬でも友情でもなく、マサ北宮からすれば憎悪の対象でしかなかった様子。

 

マサ北宮は、金剛を脱退し、タッグ王座も保持してるにかかわらず、中嶋勝彦に裏切りのサイト―スープレックス

 

完全決着の場として、互いに了承の上、敗者髪切り金網デスマッチが決定

大流血の末、サイト―スープレックス

正直、試合の序盤から終盤迄、先輩の中嶋勝彦が試合を組み立てていたように見える。

北宮は、序盤から大量の汗が出てたし、チョップにも威力が無いように見えます。

 

ゲスト解説にブル中野が来てましたが、金網経験者として的確な解説をしてくれます。

一つが、金網に入ると酸素が薄く、呼吸がしづらくなる。

これを聞いて、WWEのケージは、天井も金網になっているのでよりきついでしょう。

 

もう一つが、金網マッチである限り、どういった金網の使い方を見せてくれるかということ。

ブル中野は有名な金網トップからの、ダイビング・ギロチンドロップが印象的です。

 

二人は、中嶋は、かつて北斗晶も見せたと言う金網最上段からのミサイルキックを繰り出し、パーフェクトにヒットさせる。

 

対して、マサは普段もトップロープにそんなに昇らないのに、まさかの驚嘆のダイビングセントーンを敢行・・するも躱されてしまい、この自爆のダメージは計り知れない。

 

しかし、この後のマサ北宮の頭突きからの監獄固めがスゴ過ぎた!

無観客なので、骨がぶつかる音が画面を通して聞こえてくるほどの衝撃。

 

しかし、中嶋勝彦も、大流血しながらも、自ら頭突きを見舞い返す。

この辺りから勝彦の余裕が消えて両者が正面から向かい合って、ライバルと成りえる攻防になって気がします。

 

最後は、サイト―スープレックス2連発でマサ北宮が勝利しましたが、7~8割方は中嶋勝彦に攻め込まれた感があります(32分4秒)

www.tokyo-sports.co.jp

中嶋勝彦は、悪びれることなく潔く髪切りに同意。

中途半端ではなくさっぱりと切るように立会人に拳王に指示すると、拳王のバリカンの使い方が上手かった(笑)

両選手が王者を主張するタッグ王座はどうなる?

翌日の10人タッグ戦でも激突した中嶋勝彦とマサ北宮は、それはもう激しくやり合う。

27日は、中嶋の方がより熱く、マサに突っかかっていき、両者おさまらない。

 

今迄は、怨念、遺恨は一方的にマサ北宮の方だけでしたが、中嶋も昨夜の敗戦に、スポーツ刈りとイージーなものではなく、丸坊主にされただけに両者の遺恨となります。

 

問題は、GHCタッグ王座を両選手共に返上せずに、"俺のベルトだ" と保持し続けることです。

この問題を解消するには、両選手共にパートナーを連れてきて、新王者決定戦をやるしかないでしょう。

 

先輩・後輩の間柄から、血で血を洗う宿敵となった中嶋勝彦とマサ北宮に要注目です。