ディック東郷 世界のプロレスを渡り歩いた男
新日本プロレス KIZUNA ROAD 2021 が開幕。
現在、発表済みのカードで幾つかタイトルマッチがあります。
その中で、今回の注目は、6.6 後楽園でのNEVER無差別級6人タッグ選手権。
ですが、選手権全体にフォーカスではなく、ケイオスのディック東郷に注目したい。
2020年、EVILが闇落ちしたと同時に連れてきた実力者。
その後は、EVIL with D東郷 として、LIJの4番手と言われたEVILがIWGPヘビー級とインターコンチネンタルに2冠を巻く、アップセットを起こす。
その後も二人三脚で闘い、スポイラーズチョークで相手選手を絞めて、会場の電気を消したり(笑)二人まとめてやられたりとかいがいしくEVILに尽くします。
しかし、ディック東郷が実力者ということは、長いプロレスファンなら、おさらく皆知ってます。
みちのくプロレスで海援隊☆DXとして暴れまわり、WWF(WWE)に上がり、大阪プロレスでも大暴れ。
過去には新日本プロレスにも登場しています。
その内なる実力は選手達も知っており、獣神サンダーライガーや内藤哲也も指摘してます。
そして、東郷と同じく、色々な団体で経験を積み、新日本で確固たる地位を築いている石井智弘は、東郷の実力を充分分かってます。
その上で、石井は、東郷を糾弾する。
要約すれば・・・ようやく東郷、表舞台に出てきたな。
お前そろそろ、本当のディック東郷を俺たちに見せてみろ。
本当の姿、曝け出してみろよ。
石井は、余計なことは言わず正論しか言わないだけにグサッとくる(笑)
もうEVILの御守りは、いいだろ?ということでしょう。
確かに、EVILの力添えで、新日本に密航したディック東郷。
しかし、もう充分に恩義は返したようにも見える。
ディック東郷の元ネタを知っていますか?
あの超有名な東洋系の凄腕スナイパー。
世界を渡り歩き、決して相手に背中を見せず、13の不吉な数字を持つ男。
ここら辺で、ディック東郷の 言う ” 格が違うんだよ " を見せてもらいたい。