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プロレスこそものの上手なれ。

新日本を中心としたプロレスブログ。試合の迫力や選手の自己主張等、他のスポーツと違うプロレスの面白さをお伝えしていきます

NOAH 6.13 無観客試合 感想 グレートムタの獲物は金剛の・・!?

大ボリュームのノア無観客試合 in Abema

ひと言で述べると、無観客とは思えない程の盛り沢山の内容と、無観客じゃないと出来ない、タイムスケジュール!

 

試合開始が19時で、終了タイムが23時という有観客では出来ない試作型大会を行ったノアとAbemaは素晴らしい。

 

特に印象に残った試合を述べていきます。

先ずは、第3試合の拳王 対 井上雅央(4分53秒 拳王の勝利)

正直、雅央はプロレスラーを続けていいものか?と思える試合内容に動きをしていた。

 

コミカルな動きをするにしても、新日本の田口監督のようにしっかり動けてこそのコミカルなのに、足を滑らしたり、スローモーだったり(笑)あれじゃ拳王が試合の組み立てようがない。

 

昔の全日本プロレス悪役商会・ファミリー枠が無いだけにもう一度、コンディションをつくるべきだと感じます。

 

そして、この試合の後には、グレートムタが降臨。

毒霧噴いちゃっていいの?と拳王にたらふく毒霧を噴射!

これで、両者の禁断の対決は決定でしょう。

 

 

news.yahoo.co.jp

 

メインイベント

小峠篤司丸藤正道原田大輔、杉浦貴のタッグマッチ。

試合内容は壮絶な激闘で文句の一つもありません。

 

しかし、丸藤は、コロコロと敗けすぎる(笑)

だから、チャンピオンになってもあんまり王者らしさを感じない。

 

杉浦が丸藤から直接、フロントネックロックでタップアウトさせる。

そして、丸藤に挑戦表明したので近々、発表されると思いますが、ここは是が非でも丸藤が勝利してGHC王者とは何かを示して欲しい。

小川良成清宮海斗 謎の37分54秒

コロナ渦で、無観客試合とは思えぬ、全9試合、4時間興行という大ボリュームの大会!

 

その中でも、セミファイナルの小川対清宮の試合が特に印象深い。

プロレスの迷い森に入り込んだ清宮海斗

出口を見つけるにはもってこいの相手であるテクニシャン・マスター、火の鳥を食べた男(笑)の異名を持つ小川良成

 

両選手共に延々とグランドや、ヘッドロックの攻防を繰り返したり、飽きさせない内容ですが、試合の途中経過で30分経過と聞いたときは、マジか、そんなにやってるの!?と感じです。

 

何しろ、試合カードもマッチメイクも一切シークレットだけに、この後にまだメインがあることに驚きます。

 

最後は、清宮が何とか勝利するだろうと予想してましたが、小川良成GHCジュニアに戴冠したハヤタ戦でも見せた4の字式エビ固めで勝利(37分54秒)

 

ノアは、2020年の問題作とも言われる、潮崎豪藤田和之戦など、時々、問題提起を突っ込んできます(笑)

 

これだけ大先輩がロングマッチをしてくれたのだから、清宮は迷いのプロレスから脱出のきっかけを掴んでいなければいけないでしょう。

 

ビッグサプライズは、第6試合にドラゴンゲート、REDの総帥、Eitaの登場と、声を出てしまう程に驚く。

 

NOAHは、親会社が変わり、武藤敬司が入団し、それまで以上に選手の士気が向上と、これほどまでに、変わるのか!?というぐらい更に面白くなってきたプロレスリング・NOAH

 

願わくば、月にもっと試合数を増やして欲しい所ですが、NOAHからも目が離せない。

プロレスって、本当に面白過ぎるから、小川直也ばりに" 日本の皆さん、プロレスの面白さに早く気づいてください!!"と言いたくなります。

 

三沢光晴メモリアルであり、現在のNOAHを見せた試合。

今年が13回忌の大会であり、そんなに経ったのかぁ、と思います。

それでも、三沢光晴イズムはずっとずっと在り続けます。