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プロレスこそものの上手なれ。

新日本を中心としたプロレスブログ。試合の迫力や選手の自己主張等、他のスポーツと違うプロレスの面白さをお伝えしていきます

オスプレイ 復帰宣言! えっ、IWGP世界ヘビー級のベルトが二つ!?

新日本プロレス アメリカでの有観客興行を開催

米国で新日本プロレスは、「RESURGENCE」を開催。

逸材・棚橋弘至のIWGPUSヘビー初奪取にして、初の日本人レスラーの戴冠。

ジェイ・ホワイトのNEVER無差別級タイトルマッチがようやく行われて勝利。

 

青義(永田裕志)と狂犬(ジョン・モクスリー)の初タッグ結成と盛りだくさんの中、なんと、あのキング・ピンも登場。

 

ユナイテッド・エンパイアのカイザー(皇帝)ウィル・オスプレイ

5月の福岡大会後、まさかの全治未定の首の負傷に、誰もが耳を疑い心配した筈です。

 

それ以降、一向に情報が入ってこず、やきもきしていましたが、まさかのサプライズ登場。

 

これは復帰へのアジテーション、ついにキング・ピンが新日本に戻ってくる!と思った矢先、オスプレイは驚きの言葉を繰り出す。

 

オスプレイ「今年のG1には出ない、もっと言うなら日本のリングには戻らない」と言ってのけます。

 

しかしながら、冷静に考えるに、G1クライマックスに出ないのは、復帰直後に灼熱の連戦を行うのは、フィジカル面で相当に無理があります。

 

そして、日本政治の体たらくで、未だワクチン接種が遅々として進まないだけに、外国人がイヤがるのも無理はないかもしれません。

 

なので、一番、驚いたのは、えっ、何で新設したIWGP世界ヘビー級ベルトをオスプレイが持ってるの?ということです。

 

ベルト自体は精巧に造られたレプリカでしょうが、この展開はイヤな感じしか思い浮かびません。

 

新日本は、暗黒期にIWGPヘビーのベルトでもめているだけに、オスプレイのなんちゃって、世界ヘビー級ベルトを早いうちに没収。

 

そして、G1クライマックス後に然るべき会場で、その時の王者に、オスプレイを挑戦させるべきでしょう。

 

オスプレイの言い分も分かりますが、全治未定のプロレスラーに、団体の至宝を預けとける訳はなく、これだけ中規模・大規模問わずに大会を行っている中、団体の金看板のベルトがないなんて本末転倒です。

 

ただでさえ、当時は、インターコンチネンタルは消滅、NEVERは海外流出とシングルベルトが国内に無い訳ですから(笑)

 

ジェイ・ホワイトに関しては、最早、新日本プロレスの最前線に加わる気が無く、WWEやAEWから好条件が出たら鞍替えしようぐらいのしたたかさが見えます。

若い美空で、何て”ご利用は計画的なんだ”スイッチブレイド(笑)

 

ウィル・オスプレイは間違いなく素晴らしいレスラーの一人であり、新日本プロレスのトップに立っても何の不思議もない超一流のレスラーです。 

 それだけに、鷹木信悟が持つ唯一無二のベルトと、英国の精巧な技師?に頼んだにしても、偽物でしかないベルトの統一戦とかつまらないことは止めて欲しいものです。

 

現王者・鷹木信悟コロナウイルスに感染したために、この先、全く予断を許さぬ状況。

しかし、鷹木信悟ならこう言ってくれるんじゃないでしょうか。

 

 ”おい、オスプレイ!思ったよりも元気そうじゃねぇか。

俺はいつでもお前とやってやるから、そんなおもちゃみたいなベルトは捨てちまえ、すてちまえ!

このオレが持つ、価値の上がりまくっているベルトを奪ってみろ、コノヤロー!”と叫んでくれる気がします。