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プロレスこそものの上手なれ。

新日本を中心としたプロレスブログ。試合の迫力や選手の自己主張等、他のスポーツと違うプロレスの面白さをお伝えしていきます

新日本 モクスリー WWEから新日本 狂犬の現在地

アンブローズからジョン・モクスリーへ

ジョン・モクスリーの印象は、思っていたより新日本への愛着が強い選手だなということです。

 

WWEでは、ディーン・アンブローズとして、セス・ロリンズロマン・レインズの3人でヒールユニット、ザ・シールドを結成。

 

全員がWWEの最高峰ベルトを獲得する実績を持つ、WWEのヒストリーの中でも間違いなくトップのヒールユニット。

 

WWE退団後は、元のリングネームのジョン・モクスリーで新日本プロレス参戦表明。

 

当初は、鳴り物入りで新日本に参戦し、ビッグマッチだけに出場を続ける。

ネームバリューを駆使しつつ、外貨を稼ぐんだろうなぁと思ってました。

 

しかし、モクスリーはいきなりG1クライマックスに参戦表明。

 

WWE時代のジーンズファイトから、地味~なタイツとシューズでファイト(笑)

この辺のくだりは、内藤哲也も同じ様なことを言ってます。

 

まだ、WWE退団直後でコスチュームデザイン等が固まっていなかったと思われます。

後に、ジーンズでのファイトは動きづらかったと述懐します。

 

世界一過酷なリーグ戦と言われるG1参戦で、モクスリーの本気度を見た気がします。

 

その後、新設されたIWGP USヘビー級王座を旧友であるジュース・ロビンソンと争う。

 

IWGPUSヘビー級は、初代王者がケニー・オメガ

それ以降は、ジェイ・ホワイトランス・アーチャー等、日本人以外の選手の戴冠が続いてます。

 

USと名が付くので、外国人選手を中心に、中々、シングルタイトル挑戦できない選手を拾い上げる目的で創設されたと考えます。

 

日本人選手の挑戦もありますが、当初は、そういった役割で抗争が繰り広げられていた気がします。

 

しかし、鈴木みのるが挑戦したあたりから風向きが変わります。

 

その後、KENTAが挑戦者決定戦を勝ち抜いてUS挑戦権を獲得

AEWと新日本の掛け持ちで活躍

KENTAはアメリカ在住なので、NJPW・STRONGにも、AEWにも参戦しやすく、臨機応変に対応できる選手だけに、USヘビー戴冠だなと思いましたが敗退。

 

www.nikkansports.com

そして、モクスリーが挑戦者に逆指名したのが、ミスター・永田裕志

本人も驚いたくらいなので、ファンも同様に驚く(笑)

 

試合は永田が惜敗しますが、この人選で、挑戦できる実力があれば、国内外の選手誰もが挑戦可能となり、門戸が拡大します。

 

ジョン・モクスリーにとって良かったのは、新日本とAEWが交流状態にあることでしょう。

 

コロナ渦もあり、来日が困難であり、AEW所属でも、提携が続く限りUSヘビーを "無念の返上" をする必要がないこと。

 

USヘビータイトル戦は、しばらく行われないと思いますが、新生・ヘナーレが挑戦しても面白いし、永田が可能なら猛牛・天山広吉が挑戦しても面白いはず。

 

ハードコアが大得意のモクスリーなので、この間、ラダーマッチを闘ったタイチあたりが米国に乗り込んでも盛り上がるのは間違いないでしょう。

 

ジョン・モクスリー、狂犬は次に誰に嚙みつくのか?